6.24.2013

“狂乱の20年代”①


第一次世界大戦が終わり、他国に武器を売りまくったアメリカは戦争で疲弊したヨーロッパ諸国と違い、お金をたんまり持っていた。
そして、その背景からアメリカでは革新が進み、より現代的で絢爛なカルチャーや服装が生まれる。

アメリカは本格的に大量生産の時代へと取り掛かる。

(余談ではあるが、現在話題の華麗なるギャツビーはこの時代がテーマである。ギャツビーがお酒を密造して金持ちになって殺される物語である。この話をすると長くなるのでまた別で…。)

フランスでは、ココシャネルが登場。(皆殺しの天使と呼ばれていた)

シルエットや装飾も凝った物から簡素化され、既製服もより本格的に。

ラジオ局が建設され、そこから流れる音楽は…ジャズ。現代でいうロックやクラブミュージックのような立ち位置で若者は聞き入った。

戦争による不安や我慢・鬱憤を一気に放出するかのように消費が進み、若者は激しいダンスで夜な夜な踊り狂った。
派手に…そして、戦争で見直された無駄を省きより色々な物が実用的に向かった。

アーネスト=ヘミングウェイやスコット=フィッツジェラルド。
日本では東条英機や芥川龍之介。

蒋介石や毛沢東。

チャールズチャップリンやベイブルースなど。

様々な人物が狂乱の20年代を駆け抜けていく。
そして、20代の人間は戦争に青春時代をめちゃくちゃにされた事から「迷子世代」

つまり、ロストジェネレーションと呼ばれていくことになる。

this video is"Jazz Age"

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